イグニッションセンサー
イグニッション(エンジン)キーのON/OFFを監視するセンサー。システム作動中(警戒中)にONを検知すると、警報が作動します。イモビライザーとの組み合わせで、より効果を発揮するタイプのセンサーと言えます。メーカーよっては、「イグニッションONセンサー」とも呼ばれています。
ドアセンサー
システム作動中(警戒中)にドアが開けられると警報を作動させるセンサー。ドア開閉に連動する室内灯スイッチを利用したもののほか、装着の簡易性が考慮された気圧変化検知型や、電圧変化検知型(ドアに連動した室内灯等が点灯することによる電圧変化を検知)があります。
ショックセンサー
2 段階衝撃センサーとも呼ばれる衝撃の大小を検知できるセンサー。小さな振動や衝撃に対しては短い警告音が鳴り、大きな振動、衝撃を検知するとけたたましい警報が作動します。警告音でショックセンサーの存在をアピールするため、ウインドゥを割られないためのシステムとして有効なセンサーと言えます。現在は感度調整可能なものが主流です。
フィールドセンサー
車内をのぞき込むなど、車両への異常接近を検知すると警告音を発します。タイプによっては、車外での接近には警告、車内侵入に対しては警報を鳴らすシステムもあります。コンバーチブル車のオープン状態などにも有効なセンサーと言えます。メーカーによっては、レーダーセンサー、マイクロ波センサーなどとも呼ばれています。
チルトセンサー
クルマの傾きを検知するセンサー。システム始動(警戒開始)時を基準として、一定以上の角度変化を検知したときに警報を作動させるセンサーです。タイヤ&ホイール盗難やレッカー車などによる車両盗難防止に有効と言えます。なお、エンジン停止後、車高調整による角度変化が起きるエアサス車対策として、システム始動の遅延機能を持つシステムもあります。
バックアップサイレン
標準のホーンやメインのサイレン以外に追加装着するバックアップ用のサイレン。窃盗犯にセキュリティーのホーン回路を切断されても、このバックアップサイレンが警報を発してくれます。専用バッテリーを内蔵したタイプもあり、メインバッテリーを外されても警報を鳴らすことができます。また、コンパクトなタイプは、窃盗犯の手が入りにくい場所に装着が可能となっています。
エンジンスターター
離れた場所からでもリモコンでエンジンをかけることができる機能です。暖機運転が必要なときなどに便利で、もちろん停止もOK。ターボ装着車のアフターアイドルにも便利な機能と言えます。『無人走行』という事態を避けるため、マニュアルミッション車には装着できません。
アンサーバック機能
アンサーバック機能とは、リモコン操作に対して、灯火類点滅と警告音によって命令実行を示す機能です。ちなみにこれは、確認と同時に、サイレン、灯火類、セキュリティー回路の作動テストや、周囲に対する(セキュリティー開始の)アピールも兼ねています。もちろん、広い駐車場で自分のクルマを探すときにも便利な機能と言えます。
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